今回は危険なイメージのあるキイロアナコンダについてや飼い方を紹介します。
1・イエローアナコンダとは?
キイロアナコンダはブラジルやアルゼンチンなどに分布している大型の蛇です。
ボア科ボア亜科アナコンダ属に分類されています。
体長は平均で3.5m最大で4.5mにも育つ大蛇で体重も25~40kg最大50kgと人間と変わらないくらいの重さになります。
特定動物を除けば飼育できるペットスネークの最大級になり、性格が荒い個体が多いので飼育の際はかなり大変です。
寿命も20年近く長生きです。
販売価格は5~10万円とかなり振れ幅がある印象です、イベントや爬虫類ショップで販売されており大型イベントであればほぼ確実にいます。
たまにハイブリッドアナコンダとしてキイロアナコンダ×グリーンアナコンダ(特定動物)の子供が販売されていますが、この個体は通常のキイロアナコンダより大きくなりやすいため飼育にはかなりの覚悟が入ります。
2・餌
食性は肉食のためマウスやウズラなどを幼体時は与え、アダルト個体にはラットのXLや親薄らなど大きい餌が必要になります。
野生下では魚や亀、小型の哺乳類や鹿なんかも捕食対象です。
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3・温度、湿度
温度は28°前後になるようにパネルヒーターや保温球、エアコンなどで温度管理をします。
湿度に関しては水性傾向の強い蛇のため全身が入れる水入れがあれば問題ないです。
4・飼育設備
飼育に必要なものは
1・ケージ
ケージは幼体であれば市販の60×45のガラスケージやプラケースなどで飼育可能ですが最終的に大型になる蛇なので特注や自作する必要があります、かなり力も強いため怖さっれないようなケージが必要になってきます。
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2・水入れ
水入れは蛇ようの上に穴が空いているタッパーを幼体時は使い大きくなってきたらコンテナボックスなどの大きい水入れが必要になります。
3・保温器具
保温器具はケージの外側から保温球をあてるかケージの下にパネルヒータを敷いてケージ内の温度を一定に保てるようにしましょう。
10°を下回ると動きが鈍くなったり拒食や風邪を引く原因になるため低温には注意してください。
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4・床材
床材はペットシーツや新聞紙、バークチップなどで大丈夫です。
水に入っていることが多いので、吸水性のある床材だとメンテナンスが簡単です。
5・保護具
キイロアナコンダは攻撃性の高い個体が多いため革手袋やスネークフックなどはあった方が便利です、噛まれて巻かれたりするとアダルト個体なら大怪我になりかねないので注意が必要です。
5・まとめ
キイロアナコンダは大きくなり餌の捕食なども豪快でみていて楽しく、体色も派手で飼っていて楽しいこと間違えなしですが、気性が荒く大型になるため飼育にはかなりの覚悟が必要になるので予算や場所などをみてぜひ検討してみてください。