今日はヒラリーカエルアタマガメの飼い方を紹介します。
- ヒラリーカエルアタマガメとは?
- 餌
- 水温
- 飼育設備
[ヒラリーカエルアタマガメとは?]
ヒラリーカエルアタマガメはブラジルやウルグアイに生息する比較的大型になる水性のカメです。
ヒラリーカエルアタマガメは完全水性のカメで水かきがついており泳ぐのがとても得意です。
特徴は顔がカエルみたいで髭があり、甲羅が明るい茶色です。
大きさは30センチ前後になり最大だと40センチほどになるそうです。
飼育できる遊泳性の高いカメだとかなり大きくなりますね。
価格は8センチほどのベビーがペットショップやイベントでよく販売されており、
2~3万円ほどで販売されているのをよく見かけます。
混泳についても水槽の底を泳ぐような魚や、攻撃性の低い魚で口に入らないサイズなら混泳可能です。
寿命は20年前後と結構長生きです。
[餌]
ヒラリーカエルアタマガメは完全肉食性で、エビやカニ、魚など結構幅広く食べます。
人工飼料にはなかなか慣れず生餌が必要なので餌代がそれなりにかかります。
子赤やメダカなどは餌用として比較的入手しやすいのでお勧めです。
[水温]
比較的暖かい地方に生息するカメなので水温も30度前後になるように熱帯魚用の
ヒーターなどを使い調整します。
それでも体は丈夫なので水温や水質にそんなにうるさいカメではないです。
ただ、大型になるため水槽が大きくなるので水温などの管理は少し面倒です。
[飼育設備]
飼育に必要なものは
- 水槽 7万円前後
- ヒーター 1千円前後
- ろ過装置 1千円前後
- 底砂 (なくてもいい)2千円前後
水槽は1200×600くらいのアクリル水槽がおすすめです。
水槽のサイズ的にかなり重くなるので床下補強が必要になってきます。
他にもトロ船などを置いても飼育可能ですがどちらも脱走しないようしっかりとした蓋が必要になってきます。
運動量が多く小さい水槽で飼うと運動不足になってしまうので注意が必要です。
ヒーターは水槽のサイズに合うものを使い、水温が30度前後になるものを使います。
ろ過装置はいろいろなタイプがありますが、外部フィルターか水槽内に取り付けるタイプのものがおすすめです。
丈夫フィルターは押し上げられて壊されたり脱走されないよう固定できるならメンテナンスも楽なためおすすめです。
そこ砂やレイアウトは水槽掃除が大変になるためあまりレイアウトせずベアタンクで
の飼育をお勧めします。
カメは水を汚しやすいので水槽掃除は頻繁にしなくてはいけないので意外と大変です。
最後にヒラリーカエルアタマガメは今でもかなり人気なミズガメで飼育者もそれなりに多いですが、飼ってみると飼育の手間や設備をそろえるのが大変なので覚悟を持って飼育してくださいね。