今回はレオパの飼育方法とブリードについて、まとめようと思います。
1.ヒョウモントカゲモドキとは?
ヒョウモントカゲモドキはパキスタンやアフガニスタンに生息する小型のヤモリです。
通常ヤモリには瞼がないですがヒョウモントカゲモドキ(以下レオパ)には瞼があるのでトカゲモドキという扱いになります。
体長は20〜25cmでモルフによっては30cm近くに成長する個体もいます。
性格はおとなしい個体が多く自分から攻撃してくることは滅多にないです。
寿命は10〜15年くらいの個体が多いです。
イベントや専門店、ホームセンターなどで販売されており5000円ほどで購入可能で高い個体だと10万円を超えるような高額モルフも存在します。
モルフがとても多くアルビノやマックスノー、ブリザードなどやコンボモルフなども合わせると100前後はいると思います。
モルフに関しては本も出ているのでぜひ確認してみてください。
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2.餌
餌は昆虫を好んで食べるのでコオロギやデュビア、ミルワームなどを与えるのが一般的で、
拒食などを起こしてしまった個体にはハニーワームなどを与えると拒食が治る場合があります。
他にもレオパにはいろんな種類の人口フードが出ているのでそれらの人口フードを使うのもお勧めです。
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レオパは同じ餌をずっと与えると飽きて食べなくなってしまう個体もいるので、色々な餌をあげてみてください。
3.温度、湿度
温度は28°前後が好ましいので、パネルヒーターを使いケージ内に温度勾配をつけてあげましょう。
湿度は40〜60%で維持しましょうケージ内にウェットシェルターを入れておくと湿度が保てるのでお勧めです。
4.飼育設備
1.ケージ
ケージは30×20のレプタイルボックスで飼育可能ですが狭いと思われる方は30×30くらいあってもレイアウトができて楽しいかもしれません。
他にも虫籠や自作ケージなんかでも飼育可能です、100均のシューズボックスを使う方も結構多い印象です。
2.シェルター
シェルターはスドーさんの出しているウェットシェルターがお勧めで湿度管理もしやすいため筆者もこちらのシェルターを使っていますが、定期的に洗わないと白く変色してしまうので注意が必要です。
3.パネルヒーター
パネルヒターは市販のものであればなんでも大丈夫です。
4.床材
床材はペットシーツやウォールナッツサンドなどを使用します、誤飲してしまわないようなものなら大丈夫です。
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5.繁殖
繁殖に関しては色々な方法がありますが筆者は夏に行うことが多いです、よく春先に行う方法が紹介されていますが筆者は温度管理がしやすい夏に繁殖させることが多いです。
今販売されているレオパはcb個体が多いため季節など関係なく繁殖できます、筆者はクーリングなどもしたことがないためクーリングなしでも繁殖は可能です。
クーリングをする場合はレオパが風邪を引いたり拒食になってしまうことがあるので、普通に交尾させてみて交尾してくれなかった個体はクーリングするなどの方法でいいと思います。
大体後尾が確認できてから1ヵ月前後で卵を産むのでバーミキュライトや、水苔をタッパーに入れて産卵どこを用意します。
そして卵が確認できたら上下が入れ替わらないようにペンで上面に印をつけてプリンカップなどにバーミキュライトやハッチライトを敷いて、湿度が90%くらいになるように管理します。
そこから1ヶ月ほどで卵が孵化すると思います。
レオパは卵を3回に分けて産み一度で2個ずつ卵を産むため一度の後尾で6個の卵が取れる事になるので繁殖させる際は覚えておいてください。
6.まとめ
レオパは飼育者も多くとても人気で飼いやすいため爬虫類飼育を考えている方はぜひ一度実際に見にいってみてください。