今回はあまり飼育情報の出ていないカールシュミットモニターの飼い方です。
- カールシュミットモニターとは?
- 餌、温度
- 飼育設備
[カールシュミットモニターとは?]
カールシュミットモニターはインドネシアやニューギニアなどに分布する
モニターで体色がとても奇麗です。
青い尻尾に桃色の喉、体に黄色い多数のスポットがあるド派手なオオトカゲ!
体色とは裏腹に性格は繊細でとても警戒心が強いですが、幼体時から育てれば
人になれる個体もいるそうです。
ちなみに我が家の個体はベビーから飼育しても全然慣れていないです。
このような点からも同じネシア系モニターのイエローヘッドやマングローブと
比べて人気が出ない理由ですね。
大きさは120センチほどになり中型のモニターですが尻尾が長いため言うほど
大きく感じません。
最近値段も上がった印象があり5万円ほどで見かけることが増えました。
参考までにほかのネシア系モニターの価格は
イエローヘッド7万円前後
マングローブ2万円前後
ブルーテール12万前後
トーチ4万円前後(最後に見たのが1年前なのでその時の価格)
こう見ると中間くらいの金額ですね。
半樹上性でよく木に登っているところをよく見ます、寿命は10年前後です。
[餌、温度]
完全肉食で他のモニターと同じくウズラやささみを食べます、幼体時は
昆虫食が強くデュビアやコオロギを好んで食べます。
冷凍★冷凍ヒナウズラ 500gパック 別途クール手数料 常温商品同梱不可 価格:1,580円 |
最初はあまりピンセットから食べてくれないので撒き餌や置き餌といった工夫
をすると目の前で食べてくれました。
※マウスやラットはカロリーが高いので上げすぎには注意が必要です。
温度は30度前後で湿度は高めに保つようにしましょう、我が家では大きめの
水入れを設置しています。
温度は昼間はバスキングライト夜間は保温球を使いましょう。
[飼育設備]
飼育下では1メートル前後で成長の止まる個体が多いので1200×600の
ケージで飼育可能です。
我が家では自作ケージにしています、1200のケージは買うとだいたい
5万円前後します。
幼体はシェルターなどを入れて隠れれるようにするとストレス軽減につながる
と思います。
水入れは大きめの前身は入れるものがいいです。
流木や石を使い登れるようにすると生き生きとした姿が見れます。
床材に関してはタイルやバークチップがおすすめです。
ライトはバスキングライト、紫外線灯、保温球の3点です。
自分はバスキングライトと紫外線灯を合わせたものを使用。
初期飼育費用
ケージ5万円
水入れ2千円
シェルター2千円(幼体時に使用)
SUDO(スドー) ロックシェルターSP XL 【爬虫類・両生類/お家/内装/インテリア/石】【SUDO/スドー】【用品/水槽】 価格:2,500円 |
床材タイルだと1500円ほど
ライト1万円
価格:5,904円 |
合計で飼育設備8万円弱+生体代5万円前後
最後にカールシュミットモニターは繊細で人慣れはしにくく万人受けは
しないものの、独特な体色でとても美しいモニターですので、興味の
出てきた方は近くのショップに探しに行ってみるのもいいかもしれません。