今回はマラヤンブラットパイソンの飼育方法を紹介します。
- マラヤンブラットパイソンとは?
- 餌
- 温度、湿度
- 飼育設備
[マラヤンブラットパイソンとは?]
マラヤンブラットパイソンはタイやスマトラ島に生息する、体長1.5~2メートルに
成長するヘビです。
メスのほうが大きくなります。
特徴は顔に対して胴体が太く体が太さのわりに短いところで、胴体は成人男性の
腕より太くなります。
性格は荒く、急に飛んできたり攻撃してきたりするのでハンドリングには注意が
必要です、中には人慣れしていて持っても攻撃してこない個体もいます。
ブラットパイソンにはほかにも3種類おり今回紹介しているマラヤンのほかに
ボルネオとスマトラがいます。
モルフも結構あり007やゴールデンアイ、T+アルビノなど他にも何種類かあり、
価格は2万円前後で販売していますがレアなモルフだと30万を超える個体もいます。
寿命は20年前後と非常に長いですが、肥満などになると短命になってしまうため
注意が必要です。
[餌]
餌は他のヘビ同様マウスを与えますが、大きくなるのでラットなどを上げるのもいいかもしれません。
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[温度、湿度]
温度は暖突やパネルヒーターを使い30度前後を維持します。
湿度は水入れなどを使い全身がつかれるようにするか、ミズゴケなどを使い湿度を
高めに維持できるようにします。
※ケージ内が蒸れすぎないような注意が必要です。
[飼育設備]
飼育に必要なものは
- ケージ 4万円前後
- 床材 1千円前後
- 水入れ 1千円前後
- 保温器具 5千円前後
ケージは大きくなる種類なので1200×450くらいのケージが最終的には必要です。
ベビーの頃は温度管理の面も踏まえてプラケや衣装ケースなどで飼育するのもいいかも
しれません。
床材はペットシーツで大丈夫ですが水入れを使ってくれない場合はミズゴケなど
保湿性の高いものに切り替えたほうがいいかもしれません。
水入れは小さい頃はタッパーなどで大丈夫ですが大きくなってきたらコンテナなど
大きめの水入れが必要になります。
保温器具は暖突やパネルヒーターなどを使うか、エアコンで部屋の温度を管理します。
最後にブラットパイソンは大きくなり気性も荒いため初心者向けの生体ではないですが
大蛇の中では比較的飼いやすく、見た目も独特でかっこいいため大蛇を飼ってみたい方はぜひ検討してみてはどうでしょうか。